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家族葬についての豆知識
家族葬とは
言葉の通り、家族、親族、あるいは故人に近い友人だけで行う小規模な
お葬式のことを「家族葬」(家族葬儀)といいます。
最近では、「本当に親しい人や家族だけでひっそりこじんまりやってほしい」という
故人の遺志に合わせたこの新しいスタイルの葬儀形式が増えています。
また、家族もお葬式の準備や手配にばたばた追われたりする
ことなく、ゆっくり故人と別れの時を過ごすことができますし、
葬儀費用も節約できるというメリットがあります。
しかも、家族葬(家族葬儀)には決まった形式などがなく、
遺族や故人の希望にあった自由スタイルで行うことができるため、
故人を尊重した葬儀を行えるということで人気があるのです。
しかし、気を付けないといけないのは、故人の死去の知らせを
どこまで行うのか、近所など周囲にあまり知られないための
配慮はどうするか、ということです。
もしも、故人の友人がその死を知らされなかったことに後に気づいて
気分を害したりすることだってありますので、失礼がないように、
またトラブルがないような配慮が必要となってきます。
密葬について
密葬は家族葬と同様に家族や親しい人だけを招いて行う葬儀スタイルですが、
家族葬と異なるのは、まず身内のみで葬儀を行い、後日一般の参列者をよぶ
「本葬」を行うというのが本来の意味です。
このようなケースを行うのは、故人が有名であったり、多くの会葬者がいる場合です。
※家族葬も密葬も一般的には火葬を行います。
しかし、最近では、家族葬と同様に、身内や親しい友人などの少人数の葬式を指すことが多いようです。
家族葬は葬儀社を手配しなくていい？
いいえ。
家族葬も一般葬と同様に葬儀社に依頼しないといけません。
下記のポイントを踏まえて、葬儀社担当者と打ち合わせする必要があります。
1.安置場所をどこにするのか
2.家族葬を自宅で行うのか、それとも斎場で行うのか
3.必要となる費用
ただ、家族葬を斎場ホールなどで行うと費用がかかり、それを少ない
香典で賄うことが難しくなってしまいます。
そうなると、相続財産や保険金などで不足分をカバーすることになります。
最悪、自腹を切って負担することにもなりませんので、それを考慮に入れて
家族葬や密葬にするかどうか決めるといいですね。