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通夜の流れとポイント

通夜とは

 

通夜のみに参列する弔問客、通夜と葬儀の両方に参列する弔問客がいます。

 

通夜に何を行うのか簡単にポイントを述べるなら

通夜,流れ

 

・焼香を行う
・僧侶がお経を読む
・通夜の後で会葬者に食事を用意する

 

ということです。

 

通夜には、「故人との別れを惜しむ」、「遺体に悪いものが付かないように守る」という意味があり、
本来は親族や親しい人だけで一晩故人と過ごす習慣がありました。

 

しかし今日では、親族以外に故人の友人、知人の多くが参列するようになってきています。

 

そのため、会葬者には感謝の意味を込めて、通夜の後、夜食や酒を準備し、
故人の死をともに偲びます。

 

通夜の流れ

 

仏式による通夜の場合であれば、僧侶(導師と呼ぶ)を迎えるところから始まります。

 

導師の到着後、会葬者は会場に集まり、導師の入場を待ちます。

 

導師によるお経があげられますが、その間の焼香の順番としては、
喪主⇒親族⇒会葬者となります。

 

親族以外の会葬者が通夜で気を付けなければならないのは、
「ご愁傷さまでした」といったお悔やみの言葉を一言かけるだけでいいということです。

 

いろいろ話したいことがあっても、通夜では必要以上に話しかけることを慎みましょう。

 

 

通夜の服装

 

通夜には、仮通夜と本通夜の2種類があります。

仮通夜・・・死亡当日の夜、遺族や親族のみで故人と一緒に過ごす。
通夜の準備に間に合わない
亡くなった日から通夜を行う時間が開きすぎ
亡くなった時間帯がすでに夜遅かった
といった場合に、行われるのが仮通夜です。

 

本通夜・・・告別式の前夜。
仮通夜よりも規模が大きい。仮通夜で駆けつけることができなった人も訪れる。

 

通夜の服装は、正式には男性は黒紋付きの羽織はかま、女性は黒い無地の和装といわれています。

 

仮通夜は、その日遅い時間に亡くなったケースに行われたりしますので、
突然すぎて、正装の喪服を準備できない人が多いです。

 

通夜,流れ

ですので、仮通夜の場合は、光沢のない黒を基調とした
地味な服であればOKです。

 

ストッキングや靴の色は黒で統一するようにしたいものです。

 

一方、本通夜は告別式前夜となりますので、正装の喪服を着る必要があります。

 

本通夜では、仮通夜よりも規模が大きく、祭壇もきちんと作られ、
御経も読まれます。

 

また、遺族はひとりひとりの弔問客の前で礼をするわけですので、
通夜に訪れる際には黒の喪服できめておくことです。

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